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- │ 計算機化学入門シリーズ │
- │ 第2章 分子軌道法入門編 │
- │ │
- │ 『CHEM MODEL』 │
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- │ CHEMD387.EXP (CHEM MODEL Ver. 0.21H) << FPU 必須 >> │
- │ CHEMD386.EXP (CHEM MODEL Ver. 0.21G) │
- │ Copyright (C) 1990, 91 │
- │ Butch Software Inc. │
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- 本『CHEM MODEL』は、化学用分子組立、表示ソフトです。
- 分子軌道法(MOPACおよびMNDOC)で最適化できる分子を組立て、
- その入力ファイルを作成し、さらにMOPACおよびMNDOCで得られた
- 最適化構造を表示するとともに、その結果をカラースライドやカラーOHPで
- 表示可能にすることを目的に作成しました。
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- CHEMD387.EXP は High-C で作成しました。
- CHEMD386.EXP は gcc 1.39 で作成しました。
- CHEMD386.EXP & CHEMD387.EXP は elfin さんの lzexp.exp で圧縮されて
- います。
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- 自由かつユニークな分子組立て機能
- 【点群選択によるユニークな組み立て機能】
- 【仮想分子や遷移状態分子も作成できる自由な組み立て機能】
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- 優しい簡単オペレーション
- 【マウスだけでできる分子の簡単組み立て機能】
- 【原子および結合情報表示機能】
- 【マウスによる自由な座標軸回転機能】
- 【マウスによる自由な結合軸回転機能】
- 【マウスによる自由な平行移動機能】
- 【z値反転により隠れている原子を一発表示】
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- 多彩な分子モデル表示モード
- 【16 色 での網目表示】
- 【320 x 240 32K 色モードの空間充填モデル表示】
- 【320 x 240 32K 色モードの空間充填表示での分子の回転】
- 【512 x 480 32K 色モードの空間充填モデル表示】
- 【512 x 480 32K 色モードの空間充填モデルと透過骨格分子の表示】
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- 他のソフトで利用するための多彩なグラフィック保存機能
- 【高解像度TIFファイル(512x480)もサポートする表示保存機能】
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- マルチメディアを利用した暇つぶし機能
- 【CD 演奏機能】
- 【EUP ファイル演奏機能】(High C 版のみ)
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- 分子力学計算で得られた結果をもとに分子軌道法を実行するための便利機能
- 【CHEM TOWNS(MM2形式)データ読み込み機能】
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- 第3章 分子軌道法応用編へと拡がる拡張機能
- 【MOPAC出力形式(ARCファイル)をサポートするデータ読み込み機能】
- 【MNDOC出力形式(近畿化学協会版)をサポートするデータ読み込み機能】
- 【ダミー原子の自動削除機能】
- 【読み込み時の結合自動判定機能】
- 【MOPAC入力形式(AINファイル)をサポートするデータ保存機能】
- 【各種分子軌道法で共通に使用されている
- Z行列(北浦形式)をサポートするデータ保存機能】
- 【拡張ヒュッケル法入力形式(講談社版)でのデータ保存機能】
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- 第4章 構造活性相関入門編(サポート予定なし^_^;)へと拡がる拡張機能
- 【2つの分子を取り扱えるスワップ機能】
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- 補足
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- 分子軌道法(MOPAC)について
- A GENERAL MOLECULAR ORBITAL PACKAGE
- の略で James J. P. Stewart らが開発した半経験的分子軌道法である。同じ
- 流れのものに、AMPACというものもある。
- (社)化学情報協会内の日本化学プログラム交換機構(JCPE)で1、500-
- 5、500円で配付しています。UNIX, VAX, HITAC, OS/2 版などがあり、
- FORTRAN でかかれたソースもついてきます。
- また、(株)東レシステムセンターから、パソコンMOPAC/386が
- 190、000円(基本プログラム)、90、000円(拡張モジュール)で
- 販売されています。しかし、ソースも添付されていないし、富士通用もない
- と思います。
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- 北浦形式について
- 北浦形式は、分子科学研究所の北浦和夫先生が、(社)近畿化学協会コン
- ピュータ化学部会で配付された一連の分子軌道法プログラム(PPP, CNDO/S,
- MNDOH, MNDOC, IMSPACK 等)に共通した入力形式である。 ファイルの一行目に、
- 使用する分子軌道計算法とそのオプションを記入することになっているので、
- 計算に先立って各自エディタで記入する必要がある。 また、講談社サイエン
- ティフィックで販売されている拡張ヒュッケル法(25、000円)の
- 入力ファイルもサポートしています。
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- 『CHEM TOWNS』『CHEM MODEL』『CHEM ORBIT』
- と、分子力学計算法 MM2、分子軌道法 MOPAC, PPP,EHMO,
- MNDOC,MNDOH,CNDO/S,IMSPACK等との、
- 入出力ファイルの関係は以下の通りである。
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- ┌───┐
- < .INP > ─────→ │MM2│
- ↑ └───┘
- ↓ │
- ┌──────┐ ↓
- │ CHEM TOWNS │ゥ───→ < .7, .70 > < .6, .60 >
- └──────┘ │ /
- │ ↓ /
- ↓ ┌──────┐
- < .AIN > ゥ──── │ CHEM MODEL │────→ < .KTR, .EHI >
- │ └──────┘ │
- ↓ ↑ ↑ ↓
- ┌─────┐ │ │ ┌────────┐
- │MOPAC│ ─────→ < .ARC > \ │ EHMO, MNDOC, │
- └─────┘ \ │ PPP, CNDO/S, │
- │ \ │ MNDOH, IMSPACK │
- │ \ └────────┘
- ↓ ┌──────┐ \ ↓
- < .LST, .MOL > ゥ──→ │ CHEM ORBIT │ ゥ─── < .MND, .EHM >
- └──────┘
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- 本プログラムを利用して独自の結果を発表されることは自由に行って頂いて
- 結構ですが、 結果等についての責任は負いかねますのでご注意申しあげます。
- 本ソフトは、 Free Software Collection 4 のために作られたものであり、
- これ以外の目的での再配付を原則的に禁止いたします。